続・やくとの財布事情 理想の財布探し
※画像は清水の舞台です
やくと、と申します。
前回、現役財布の特徴について考察してみました。
それを踏まえた上で、次に買うものを選定していこうと思います。
前の記事はこちら。
helloxxxx.hatenablog.com
長財布が性に合わない?
とにかく大きすぎるんです!
たとえ機能性を犠牲にしても、財布の大きさは手より小さいのがいいです。
今は通勤との兼ね合いでたまたま大きいカバンを普段使いしています
(詳しくはhelloxxxx.hatenablog.com
を参照)
が、基本的にわたしは持ち物を多くするのが好きではありません。
ショルダーバッグを愛用しているのも、結局は両手がフリー=物を持つことのストレスがない、これが一番なんです。
ちょっとした買い物ならカバンすら不要と思っています。
衣服に付いているポケットに入れればいいんです。
つまり、ポケットに入らないモノは何であれ持ち歩きたくない。
しかし、女性用の長財布はカバンを必要とする財布です。
容量が大きい=大きくて重い
ポケットには当然入りません。
ここでまず、不便を感じます。
まぁ仕方ないです、多少は我慢も必要でしょう。
仕事中の昼食休憩などのカバンを持たないタイミングでは、手で持ってふらっと買い出しに行くわけですが、
不 用 心 こ の 上 な い
よほど凝ったデザインでない限り客観的に見ても財布であることはすぐにわかるでしょう。
「ほらほら、わたしは今現金を持ち歩いてますよー」
と周囲の人に大公開です。
気持ち的には、100万円の入ったクリアケースを首から下げて町中を歩き回ってるような居心地の悪さ。
終始周りの人との距離感を意識して買い物を終えます。
帰ってきて改めて思うのです。
「やっぱりコレ、大きいな…」と。
収納の充実感や視認性のよさを実感してはいるのですが、人間は物のネガティブな面を大きく捉えがちです。
お昼時のちょっとした一幕、他愛のない感想であっても軽視できません。
こうして、わたしは新しい財布の購入を決意しました。
結果、現在の希望としてはこんな感じでしょうか。
・二つ折りor三つ折り財布
→求めるのは薄さではなくコンパクトさ
・小銭入れ外付け
→小銭だけ探せれば事足りるときもある
・シンプルな造り
→一部分に力がかかりやすいデザインはなるべく避けたい
さぁ、気合を入れて探しましょう。
苦難の道のり
世の中にはたくさんの財布があるのに、自分が気に入るものとなると全然見つからない不思議。
まず、小銭入れに関して、外付けのタイプがかなり少ない…。
主流は札入れの内側に縫い付けてあるものみたいですね。
とりあえず、候補としてあがったものを並べてみましょう。
小銭入れ収納型はこんなのです。
要はジップアラウンド長財布を小さくしたイメージ。
形態はそのままに必要な機能を縮小するとこうなります。
余談ですが、条件を満たす財布があまりに見つからなさすぎて、妥協しかけたのがこの財布です。
このコンパクト感ならいいかな、と脳裏を甘い誘惑が何度も過ぎりました。
ドット柄がさり気ないアクセントになっていて、シンプルだけど個性的。
やっぱりFURLAのデザインはしっくりきます。
全体的に、妙にゴテゴテしてないのがいいんですよね。
カラーラインナップもひとくせあってつまらなくない。
でも少し大きいかな…。
ちょっと決め手に欠けました。
SMYTHSON
Panama Small Continental Purse - Smythson
青い財布がいいなーと思わされた一品。
英国の老舗文具メーカーが取り扱っているレザーラインナップの定番で、パナマブルーとして長く愛されている優しくも気品ある色合いです。
サイズ的にはFURLAのものと同じくらい。
やくとの居住地近くには(勿論)取扱店舗がなく、インターネット日本語通販サイトは怪しげなものしかありませんでした。
(正規取扱店、ではなく、正規"品"取扱店となってるんですよ)
自慢じゃありませんが英語は壊滅的に苦手なもんですから、イギリスの公式サイトで買い物する勇気もなく、断念。
kate spade new york
www.katespade.jp
今までちゃんと見たことなかったブランドなんですが、デザインの種類が豊富で、見ていて飽きません。
一歩踏み出せる特徴があれば手に取ろうと思えたかもしれないです。
値段とデザインのバランスが一番とれているように感じました。
大人っぽさと遊びゴコロが共存するカラーリングが非常に魅力的。
コレにしようかなーと半ば決めかけていた財布です。
全然関係ないですが、
このポーチものすごい心惹かれました。
残念ながら売り切れでしたけどね。
普段ポーチ使わないんですけど、素直にいいなと思える絵柄です。
悩みに悩んで
他にもいろいろ探しましたよ、一週間くらい。
寝ても覚めても財布のことが頭から離れなかったほどです。
メンズ財布の落ち着いたカラーリングが趣味にあっているんですが、機能面が物足りないのです。
男性向けの折財布は小銭入れ外付きってなかなかないんですよね。
レディース財布だと、真っ先にCOACHが検索で引っかかるんです。
でも、なんて言うんですかね。
個人的に、「みんな持ってる」って言われると買いたくなくなるんですよ、天邪鬼だから。
知ってる人と知らない人の割合が3:7くらい?のブランドのものを買いたいんです。
この、「ブランド品に対する知名度と希少価値」に関する話は、また別の機会に意見を述べたいと思ってます。
とにかく、必死こいて探したわけです。
そして、ようやく見つけたのがこちら。
元々はスペインの革製品を扱っているブランドらしいですね。
今はLVMHグループの傘下に吸収されたみたいですけど。
小銭入れ外付きでジップタイプ。
折財布で手のひらに収まるコンパクトさ。
おぉ…求めていた機能がすべて備わっているぞ!
何気にブルー系統のラインナップもあるし、これ以上のものは望めないんじゃなかろうか。
うれしくなりつつ、金額欄を見てびっくり。
62,640円
え?
え?
ろ、ろくまんえん?
めっちゃ高いじゃないですかーやだー!
………………うーん。
でもこれ以上理想的な財布にはもうお目にかかれないだろうなぁ。
悩んだ末に、購入を決定しました。
わたしの中での財布の重要度はかなり高いため、妥協はできませんでした。
清水の舞台から飛び降りるとはまさにこのことか。
オンラインショップの購入ボタンを押すとき、指が震えましたよ。
色も悩みましたが、貼り付けたリンクで言うと下、紺色のものにしました。
こんだけ高級品を買うのならば、長く使える濃い色のものがいいだろうという結論です。
淡色の革製品はどうしても汚れが目立ちますからね。
〆
無事注文は完了。
あとは品物が届くのを待つばかりです。
漠然と考えていたよりもかなり高額な買い物になってしまいましたが、きっとそれに見合う商品だろうと自分に暗示をかけてごまかしています。
なんにせよ、悩みに悩んだ財布探し、ミッションコンプリートです。
いやー、つかれたつかれた。
ではではー。