おひとりさまの『たからもの』

ひとりの時間を大事にしながら生きていきたいやくとが、日々の生活で出会ったお気に入りを気ままに書き連ねていきます。

買って、使って納得 無印良品の脚付きマットレス

やくと、と申します。


皆様、GWはいかがお過ごしでしょうか。


わたしは、大学時代の旧友たちと楽しいひとときを過ごし、非常に楽しい連休となりました。
その後は実家の手伝いなんぞしており、「最後の土日だけは堕落した休日にしよう」と決心し、今に至ります。
いやー、今日はほんとすがすがしいくらい何にもしてないな!


さて、社会人ひとりぐらしもひと月が経とうとしております。
やっぱり自分だけの空間がある、というのは何物にも代え難い財産。
ようやく部屋の配置だのなんのを考える余裕が出てきました。


今回は、購入家具の中で真っ先に思いついたベッドのことをつらつらと。



ベッドって高い!

幼き頃からベッドでの睡眠が常態化しているやくと。
しかし、数年前まではなんちゃってベッド生活を送っており、その大切さが理解できていませんでした。


なんちゃってベッドとは:マットレスなしのベッドのこと
要するに、ベッドフレームに直接布団を敷いたもの


もっと言うと、大学の時は折りたたみの簡易すのこベッド使ってましたので、ベッドと表現していいのかも怪しい。
その頃、ベッドってそんなに値段が張るものとは思わなかったんですよね。
(当時のすのこベッドは確か6,000円くらい?)
フレームが良質な木だと高いんだろうなー、くらいな認識。


それが一変。
布団にカビが生えてしまう問題解決のため、実家で導入したマットレスにより、ベッドに対する考え方ががらりと変わりました。


マットレス…めっちゃ寝心地いいじゃん!
そんなに高価なマットレスではなかったのに、明らかに睡眠が快適になりました。
腰が痛いなどの体の異常は全然ない健康体のやくとですが、マットレスの力に脱帽せざるを得なかったです。


そして、ベッドって高いんじゃん!
購入したのはニトリのスチールベッドフレーム(最安値)とマットレス(最安値)だったのに、合計で約30,000円もサヨウナラ。


これで全然布団と変わらないなら抗議するところですが、明らかに睡眠の質の向上があったためぐうの音も出ない。


こうした経験から、ベッド生活を続けたい but 金額がネック というジレンマは発生したわけです。


ベッド探しの難しいところ

いろいろ言ってみても、結局は必須家具なので、購入を検討せざるを得ないわけで。
探し始めたところで気がつく。


ベッド選びって難しくね?


一日の三分の一の時間身を預ける家具にもかかわらず、実際に寝てみないと使い心地のわからない最たるものですよ、これ。


家具売り場にでーんと展示されているベッドとかで試せばいいんじゃないの?と思ったそこのアナタ。
アナタは正しい。
しかしやくとの性格がわかっていない。


あんな人前で展示されているものに堂々と乗っかる勇気があるわけないんですよ。
乗ったが最後、どこからともなく沸いて出た店員に周囲を囲まれ四面楚歌になるに決まっているじゃないですか。
できたとしても、いいとこマットレスの四隅の方をそっと押すくらいです。左手は添えるだけ。


あまりにもリスキー。
迫る入居の日。


そんなとき、ネットサーフィンをしていたやくとの目に、とある文字が映り込んだのです。


「脚付きマットレス」

マットレスに脚ついてるってどういうことだよ、と内心首を捻りつつ調べてみる。



www.muji.net

ほんとに脚ついてた。その発想はなかった。


レビューを見ると、以下のような好意的な感想が寄せられていました。
・シンプルで置く部屋を選ばない
・フレームがない分省スペース
・脚の長さを選べるのでベッド下収納も可
・フレームを別に買う必要がないのでリーズナブル
iemo.jp
↑↑わかりやすいまとめがあったので載せておきます。


否定的な意見は以下のとおり。
・マットレスのメンテナンスに難あり(裏返す、立てかけて干す)
・マットレスとの相性が悪いと丸ごと買い換えなければならない
・小物が置けない



いいところとして挙がっていたものは、個人的にはパーフェクト。
部屋の雰囲気がまだ定まっていなかったためベッドの形状に悩んでいたのですが、このシンプルさなら問題ないでしょう。
コストの面でも、フレームとマットレスの両方を買う必要がないため、確かに安価で済みます。


悪いところについては、あまりネガティブに捉えられない気がしました。
そんなにマメな人間じゃないので、マットレスの定期的な手入れは向きを入れ替えるくらいだし。
丸ごと買い換えるって言っても、マットレスの単価を考えればどちらも変わりない気がするし。
小物は置かなければいいし。


メリットとデメリットを比較したときに、明らかにメリットの方が大きいんです。


この時点でおよそコレに決まりだな、と方針を確定。
あとはこっそり強度を確認したいなーと思い、近所の無印良品でこそっとマットレスの弾力チェック。
まぁこんなもんですよ、と言い聞かせて家に帰り、さっそくオンラインショップでシングルサイズをぽちっと。


割引が利いたので、商品の値段は税込27,900円。
(配送料は540円別途負担)
いい買い物したなー、はやく来ないかなー。その日を待ちます。


おいでませ新寝床

来たる4月4日。
ついに運ばれる脚付きマットレス(脚なし)。


梱包はすべて業者の方が持ち帰ってくれたので楽チンでしたね。


届いた状態では脚がないただのマットレスなので、別に届いた脚を付けてやらねばなりません。
ネジ方式でくるくるはめ込むだけですからそんなに手間じゃないです。
(本当は逆さにしてやるべき作業のところ、女手ひとりにはきつかったので壁に立てかけてやりました)


ちなみに脚の長さは一番高さのある床下26cmにしました。
買った人の中には、別で床保護用のフェルトを買っちゃった人もいるみたいですけど、ちゃんと付属してますからだいじょぶですよ。


注意点として、この長さの脚はシングルより大きなタイプへの接続に制限があります
具体的には、台座が木製フレームのマットレスは強度の問題から取り付け不可となっています。
寝心地がいいと評判のポケットコイルマットレスは、平成28年4月現在すべて木製フレームのため、セミダブル以上の購入を検討している方は要注意。


取り付け完了後、脚のついたマットレスをひっくり返す必要があるのですが、この作業が一番大変でした。
ひとりでできるとタカを括っていたのですが、想像以上に重いんです。
よく配達のお兄さん持ってこれたなって尊敬するくらい重いんです。
無理せず2人以上で作業することをおすすめします。
やくとは15分くらいかけてなんとか置きました。何回かひやっとしました。


作業時間はざっと20分。
ちゃんと複数人で取り組めば5分かからないと思います。
組み立ても簡単で、つくづく考えた人は偉大だと感心しますね。



現在の状況とレビュー

というわけで、約ひと月経った現状がこちら。


[f:id:helloxxxx:20160507205603j:plain:H200]


じゃん。
写真撮ってて再確認したけど、全然女っ気ないですね。
ちょっとした感想をまとめます。

抜群の安定感

不安だったマットレスの感触は、現時点で期待以上です。


適度な反発力で至極快適な眠りを実感しています。
マットレスの淵の部分の強度も手抜きがなく、ちょっと腰かけたくらいではへこたれません。


何より驚いたのは、マットレス特有のギシギシ音がほとんどしないこと。
眠りの深度が浅い人間ゆえ、寝ている間も音に対して非常に敏感な性質なのですが、マットレスの音はまったく気になりません。
(小鳥の声の方が気になるくらいです)
ポケットコイルすげーじゃんと素直に思います。

ベッド下収納はやっぱり便利

ベッドの下には、無印の衣装ケース×3と日用品の入ったカゴを収納中。
まだ余裕があるんですが、現時点ではこれで十分。


[f:id:helloxxxx:20160507205656j:plain:H200]


ケースの高さは24cm。
普通のベッドは、下にこの高さの収納ケースって入らないと思います。
今の部屋はクローゼットが小さめなので、ある程度高さのある収納は本当に便利


ベッドが高いことによる圧迫感もありません。
イメージは、身長161cmの成人女性が淵に腰掛けて自然に足が床につくくらいの高さ。
むしろ床座したときの背もたれに丁度いいです。


模様替えが(多分)簡単

この脚付きマットレスを使ったインテリアは、インターネットで検索すると実に様々なコーディネートを見ることができます。
今は落ち着いた色合いが気に入っているので変えるつもりはありませんが、替えのカバーの色を変えておけば簡単に部屋の雰囲気を変えられるでしょう。


なんたって本体そのものが露出する部分は脚部しかないですからね。
しかも脚のカラーも2色展開だったりするという。
(やくとはダークブラウンをチョイス)
ベーシックなものほど応用が利くってことですね。



あんまり関係ないけど、現在寝具は以下ものを使用しています。



枕:無印良品 ポリエチレンフィルムまくら43×63
www.muji.net
→ 丸ごと洗えてほどよいやわらかさ、しかもお手頃価格、ただしちょっと高さが足りない



枕カバー:無印良品 インド綿高密度サテン織ホテル仕様まくらカバー/オフ白ストライプ
www.muji.net
→ 無地じゃつまらないけど清潔感を求めた結果のデザイン、しっとりとした布地は触るとしあわせになれる




掛け布団①:東京西川 夏布団(詳細不明)
→ セールで2,500円という驚異の安値で販売されていた代物、さらさらしすぎてずり落ちるので対応検討中



掛け布団②:ニトリ 温度調整掛け布団/シングル
温度調整掛ふとん特集 | ニトリ公式通販 家具・インテリア・生活雑貨通販のニトリネット
→ ちょっと薄めだけど見た目よりも温かい、真冬はこれだけだと無理っぽい、長野は寒い



掛け布団カバー:無印良品 インド綿高密度サテン織ホテル仕様掛ふとんカバーS/グレーストライプ
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4547315828180www.muji.net
→ このカバーの色に他の物の色調を合わせた感じ、高級感があって気に入っている



ボックスシーツ:無印良品 オーガニックコットン洗いざらしボックスシーツ・S/ベージュ
www.muji.net
→ 思っていたよりも重めの色だったけど結果オーライ、さらっとした肌触りがイイ


無印良品のカバーでそろえた結果、ものすごい肌触りのよさを手に入れました。
特に掛け布団と枕のカバーに使われている生地が最高に気持ちいい。
冬が来る前には毛布などを買い足すと思いますが、一式満足のいくものを、満足のいく価格で手に入れられたと実感しています。


余談ですが、ネット注文の際に買っていた枕を、購入したことを忘れて店舗に買いに行くという情けないミスを犯し、家に新品の枕が眠っていたりします。
枕ひとつだとわたしには高さが物足りないのでふたつ使いをしたいのですが、なんとなく別のデザインの枕カバーないかなーと探してたりします。
おかげで未だにクローゼットに封印されたままです。
なければ同じデザインで買い足しますけどね。
もうちょっとだけ探したいですね(泥沼化)。


悩んだ末に購入した脚付きマットレスは、買って納得、使って納得のすごい奴でした。
このクオリティで30,000円は買って損ナシだと感じています。
寝具は別に揃えてもいいですし、インテリアの幅が広がる優秀な品物ではないでしょうか。


人によっては、シンプルなデザインを生かしてソファと兼用にする人もいるらしいです。
使い方は人それぞれってことですね。


次回はローテーブルとラグの紹介ができたらいいなと思ってます



ではではー。